② バリアント空間の実践 インセプション 発端
人間は、夢の世界を、カメラで景色を写すようには記憶できません。
(脳機能の異常により、絵や写真をコピーするように記憶する脳疾患の人もいますが、IQは低いと云われています)
脳科学や精神医学の既存の説明とバリアント論には、大きな違いがあると思います。
人間の記憶容量は せいぜい写真一枚 二枚ぶんの容量(保持)しかありません。
夢の中で動く景色は無数です。容量不足になり、潜在意識に蓄えられる記憶もあります。
なぜ、不足している脳が夢を見れるのか?
理性と不可分の魂が、バリアントの空間 にアクセスして 夢を見ていると著者は述べています。
私なりの解釈すると・・・
容量の小さいパソコン(理性)が、容量の巨大なコンヒ゜ユータ(バリアント空間)に アクセス(魂)して夢をみていると考えてみました。
魂がバリアントの空間につなぐ役割をしているのですね。
眠ると 無意識の世界が拡がるので無限に可能との論は、人間万能のモンスターと考えます。
多少 無意識の世界が拡がったとしても、脳内の絶対容量(宇宙を抱合するには)が不足です。
著者は、「魂が無意識の世界につながる」と述べています。少ないエネルギーでバリアント空間にアクセス出来ると云うことですね。
脳が保管しているのは、情報そのものではなく、バリアント空間にある情報への”アドレス”のようなもの。(著者)
また、夢を理性が創作しているとの論もありますが、理性にその力はありません。
日本の国主導の人工知能研究の失敗は、理性に創造力がないとの初期の推論を無視したことにあります。(相当の論争がありました)
理性に創造力はありません。
何の力が 夢を見させるのか?
魂に依って見えるのかもしれません。
「夢は幻ではない、理性は夢を創造するのではなく、実際に見るのだ。」
「夢は 過去 未来を示してくれる。」
「夢はバリアント空間を魂が旅をすることであり、どんなシナリオも存在する。」
「シナリオは、"意図"によって"選択"できる。」
ここで 「夢見」について 私から注意することが有ります。
「夢を見る技法を会得した*"古代の魔法使い"は、意図して永久にほかの世界に立ち去ったことが知られている。肉体も」
「年間数万人が、跡形もなく消え去っている。現実化されたセクターに魂とともに消えた」
また、朝になり 魂が去った遺体を残すことも多いと、
意識してみる夢の危険性を著者は述べています。
私は、「夢見」の実感として、"意識"してみることの危険を知る。
「夢のコントロール」をです。
極めて稀な能力と云われています。
受身の夢を見るのではなく、能動的に此方から夢にアクセスする能力なのです。
(インセプション INCEPTION 発端のSF映画の世界みたいですが?)
夢を見てから始まるコントロールではありません。
夢を見てからでは、その夢を意図した空間にはすでにないからです。
唯の夢のコントロールであり、無意味なものですね。
以前から 夢見について、なんども警告しましたね。
それは、この世界に還りたくなくなるからです。
具体的には 述べられません。
危険な道を教えることになるからです。
さて・・・
フレンドの方のブログを訪問しているとき、一枚の写真が目に入りました。
瞬間、デジャヴが起き動揺しました。
夢と一致する写真です。
そして、「夢と一致する現象」は、シンクロニシティの始まりと自覚していますから。
私は、「Nature Boy」だったと思います。
自分の子供時代に見た光景を感じたのでしょう。
題名は、「導き」でした。
続く・・・
*"古代の魔法使い"
彼らの望んだ世界・・・「永遠の命」を得てバリアントの世界を目指したのかもしれません。
その世界は仮想空間では無く、この世と同じく存在するリアルな現実の世界。
パラレルワールドと呼ばれる世界かもしれませんし、
多世界解釈(量子力学 エヴェレット)も参考になるかもしれません。
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