■【ロシアの声】 コラム 2014年の米中関係:落ちれば一転軍事衝突の綱渡り

2014年の米中関係:落ちれば一転軍事衝突の綱渡り

ウラジーミル・フョードロフ
30.12.2013, 13:36
    2013年の米中関係は緊張したものだった。両者ともアジア太平洋地域の主導権をめぐって鍔迫り合いを演じた。2014年もこの方向で事態が進むであろう。両国関係は、右に落ちても左に落ちても軍事衝突という細いロープを渡るかの観を呈しよう。この記事では米国カナダ研究所のパーヴェル・ゾロタリョフ副所長がVORに披瀝してくれた分析を紹介する。氏は次のように語っている。
     「中国はこの地域で何をどこまでやっていいのかを瀬踏みしている。中国の政界では、軍事力と経済力が強まれば、強硬な政策に出ても大丈夫だ、と考える勢力が影響力を増しているためだ。米国も米国で、アジアにおける権益を守るためなら軍事力の行使も辞さないと明言している。非常に危険な時期に差し掛かっている。両者ともに、軍事衝突寸前のところまで、何をどこまでやってよいのか、探り探り触手を伸ばしているのだ」


ゾロタリョフ氏は米中が密かに火花を散らしている「情報戦争」についてもコメントを寄せてくれた。米中はこれまでもサイバー・スパイについて相互に批判を繰り返していたが、2013年はそれが国家レベルに表面化した。米国は自国の産業への攻撃についてかつてなく激しい非難を中国相手に浴びせた。こうしたことが米中関係を曇らせた一年であった。


「最も鋭い対立は情報部門で起こった。水面下の情報戦が行われている。今後も激しさを増していく一方だろう。それが表面化し、伝統的な形態の戦争が始まる可能性もなしとしない。ところで、この米中の利害の対立は、中国が他の近隣諸国と抱えているものと性質を同じくしている。地域的対立の筆頭に挙げられるのは、日中関係である」


しかし経済的に見れば、米中はかつてなく緊密に結びついている。通貨戦争も貿易戦争も何のその、2013年も、両国は互いに最重要な貿易パートナーであった。この傾向は来年も続くであろう。あるいはこれが「命綱」となるかも知れない。


「中国の融資先・投資先の筆頭は米国である。投資は先端技術となって返ってくる。それが国内で工業生産される。これが中国の主要な国家的利益である。加えて現在、多くの中国人留学生はが米国に学んでいる。中国がわざわざ一線を踏み越えてこの好適な状況を破壊する挙に出ることはないだろう」


紛争がなく、相互に尊敬しあい、協力することが出来れば、米中は両者ともども勝者となることが出来る。中国共産党第18会大会で習国家主席はそう述べた。しかしそれを阻むのは、中国が軍事力を増大させ、米国がアジアにおける自らの力を維持しようとする、この状況である。(保存全文)

ウラジーミル・フョードロフ






*翻って16世紀の日本の戦国時代、
ポルトガルとスペイン両国は「トルデシリャス条約( 1494年)」と「サラゴサ条約( 1529年)」によって、世界の植民地獲得の勢力圏を取り決めています。

 

日本列島とロシアは「サラゴサ条約(1529年)」の子午線144度30分で、ポルトガルとスペイン両国に分割支配される予定地でした。幸いなことに日本は、信長の「天下布武」の軍事国家でしたので植民地にされませんでした。


現在、
中共は米国に対して時間を掛けて、瀬踏みしながらハワイ基点に太平洋分割案を提案しました。

習近平主席の発言、「太平洋は、中米で分け合うに十分の広さを持っている」と・・
21世紀の新サラゴサ条約です。


 
 スーザン・エリザベス・ライス
(Susan Elizabeth Rice)
1998年10月5日号のニューズウィークには、ライスについて、 "聡明ではあるが、経験不足で柔軟性に欠ける、と多くのアフリカの外交官や米国の専門家にみなされていると記述した記事が掲載された。

 ■ライス大統領補佐官、米中「G2論」容認を示唆 尖閣主権「立場取らず」
2013/11/21 日経
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2100S_R21C13A1EB1000/

スーザン・ライス大統領補佐官(家安全保障担当)、米中G2論容認を示唆。この発言は、従来のG2拒否発言から後退を示すもの。日本はオバマ大統領の度重なる中韓擁護に「米中密約」を疑っています。


中共のG2二大大国論の恫喝と実力行使が、アジア太平洋諸国を緊張させているのです。
いくら軍事・経済だけ拡大しても、世界をリードする先進国G5(日独英米仏)やG8(日独英米仏伊カナダ、ロシア)の会議に中共は呼ばれません。呼ばれないことに痺れを切らせて、「先進国の段階」を踏まずにG2と言い出した。
しかし、大中華帝国(中共)の野望は、『グレートワン』であり、G2が最終目標ではないようです。
月に軍事基地を建設して、全地球を威嚇する構想なのが痛々しいですね。

邯鄲(かんたん)の夢は・・・いつか覚めます。

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◆忘れていた幼い頃の記憶が甦ると、不思議な体験は縄文人の「霊的な感性」によるものと気付きました。

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