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穏やかな縄文人の気質と不思議な能力で平和を慈しみます。
【保存】 米国は舵を切った 新たな冷戦構造が変える世界経済、中国にバブル崩壊の危機
2014.5.9 17:08産経
経済とは中国の古典に登場する「経世済民」の略語だ。つまり、「世を経(おさ)め民を済(すく)う」こと。そして、経済と安全保障は切っても切れない関係にある。国家の使命は国民の生命、安全、財産を守ること、これこそが真の意味での経済であり、世を経め民を済うことだからである。
現在、一種の冷戦構造が復活し、世界の安全保障が大きく変わりつつある。 ウクライナ問題は世界の西側と東側という冷戦構造を復活させた。 冷戦における西側、東側の国家の枠組みは前回と同様であるが、そのイデオロギーは、以前のような共産主義と自由主義ではなく、独裁主義と民主主義の戦いとなっている。ご存知のように中国は共産主義ではなく共産党独裁自由主義経済である。そして、現在のロシアは共産主義に失敗し、民主主義にも失敗し、“プーチン大帝”率いる帝政ロシアといっても過言ではない。
先日、西側先進国はウクライナ問題を理由にG8からのロシアの一時除名を決めた。そして、資源系企業やプーチン大統領の関係者に経済制裁するなどロシアへの経済的な圧力を徐々に強めている。このような流れの中で中国は今回も西側ではなくロシア側についた。その結果、西側のリーダーである米国と中国の関係は大きく変化した。
先日のオバマ大統領のアジア歴訪にそれは如実に現れている。 日米共同声明により、尖閣諸島(沖縄県石垣市)は日米安全保障条約に含まれるとした上で、東シナ海及び南シナ海への領土拡大を進める中国を批判し、同時に中国の一方的な防空識別圏設定を批判した。これはこれまで中国への批判を避けてきた米国の方針が大きく変わったことを意味するだろう。
2011年11月、米国は「リバランス政策」を発表し、アジアを再優先するという政策方針を打ち出しはした。だが、中国を刺激するという理由などから、これまで実質的には動いていなかった。しかし、冷戦構造復活後の今回のオバマ大統領アジア歴訪はこれを大きく進めることになるだろう。
中国と南沙諸島問題を抱えるフィリピンに米軍駐留を決定し、韓国への15年までの戦時統制権返還を保留した。また、台湾に対しても17年ぶりに閣僚が訪問するなど中国を強く意識したものになっている。また、米国財務省は中国人要人と要人家族の米国内口座の確認を進めている。これは要人に対する経済制裁圧力と言っても良いのだろう。このような動きに対して、中国は米国を強く批判しているが、米側の態度は変わっていない。
そして、このような中国と米国の関係の変化は、国際経済にも大きな影響を与えるものになる。米国や西側先進国と対立する国家に投資をする投資家は皆無に近く、多くの投資家が資金の回収を早める事になるからである。さまざまな理由からバブル崩壊がささやかれる中国において、今回の冷戦構造復活はこれを大きく促進する可能性が高いといえる。(経済評論家 渡辺哲也)
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中共政府は、第九段線を実線化して領海とする管轄権を南海省三沙市に付与しました。(管轄範囲を決めるには、実線で線引きする必要がある)
航海(シーレーン)の自由は奪われたのです。
米上院が尖閣諸島防衛を国防権限法で異例な明文化 (2012.11.29)
「尖閣諸島は日米安保条約第5条の適用範囲」の裏付けする予算を議会が承認した。米軍参戦の強いメッセージを中共政府に送ったのです。
中共が計画している「尖閣防事変」になれば、日米連合軍と対峙することになりました。
米国の介入が、想定される東シナ海から南シナ海に方針を変えて、紛争のレベルを上げてきました。
ベトナム、フイリッピンを挑発して戦端を開こうと画策中。
いつの時点で「新冷戦」になったのか分からないまま、重い転轍機のレバーが引かれているようです。
【参考】
◆2012年7月24日午前、中国の最南端の都市―海南省三沙市は西沙永興島で正式に創立!
中国南海省三沙市の設立、漁業資源を保護、漁民生命と財産の安全を保護、「オイル・ガス資源(現在衝突中)」、観光資源の開発と管理する。
(chinaviki)
http://www.chinaviki.com/china-news/8947.html
海南省三沙市地図(管轄範囲)