
(フリー素材Hoshino)
人の死を占うのは、タブーとされています。
嗅覚の鋭い訓練された犬は、癌患者を嗅ぎ分けると云います。
医療関係者も感覚の鋭い人は、無意識にでも癌患者を見分けていると思います。
医学知識のない友人は、近親者を癌で亡くなるのを見送つてきました。
ある日、薄々、「癌相」ではと疑っていた知り合いが、不慮の事故で亡くなったと聞かされました。
友人は、ハッとしました。
「癌相」と思いこんでいたが、「死相」を見分けていたのかと。
友人は、エンジニアとして働いています。
それまで、スピリチュアな話に、自ら触れることは有りません。
むしろ、スピリチュアな話を全否定するような態度を示していました。
以後、*「実事求是(じつじぐぜ)の精神」でスピリチュアな世界の知識を得るようになりました。
全否定の思考では、真実を見られないと悟ったみたいです。

短稿でした。
*「実事求是(じつじぐぜ)の精神」・・・事実に基づいて真理を追求するの意味